介護福祉士とは
介護福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害により日常生活に支障がある者の心身の状況に応じた介護(喀痰吸引やその他のその者が日常生活を営むのに必要な行為であって医師の指示の下に行われる「医療行為(厚生労働省で定めるもの)」を行い、並びにその者及び介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」(昭和62年制定)に基づき、介護の専門知識と技術を持つことと認定された介護の専門職であり、国家資格です。
介護福祉士の主な仕事
1.尊厳と自立を支えるケア
QOL(生活の質)の維持、向上の視点を持って介護予防からリハビリテーション、看取りまで対象者の状態の変化に対応できる。
2.生活支援
介護ニーズの複雑化、多様化、高度化に対応するため各領域で学んだ知識と技術を統合し、アセスメント能力を高め実践力の向上を図る。また、地域の中で本人が望む生活を支えることができる。
3.相談、助言、指導
本人や家族、チームに対するコミュニケーションや制度を理解しつつ、地域や社会のニーズに対応できる。
4.医療的ケア
平成24年4月1日から「喀痰吸引・経管栄養」という医療行為の一部を一定の条件の下、これを業とすることができるようになりました。
介護福祉士の主な職場
『介護老人福祉施設』 『介護老人保健施設』 『訪問介護事業所』 『障害者支援施設』 『通所ディサービス』 『社会福祉協議会』 『民間の福祉関連サービス会社』 『医療機関』 等
施設サービス
介護関連施設では、医師・相談員・看護職・介護職・栄養士・ 機能訓練指導員・介護支援専門員が必要人数配置され、 入所者に対して、総合的なチームケアを行っています。
介護老人福祉施設
常時介護が必要で、自宅での生活が困難な高齢者の方が入所します。
主に社会福祉法人が、日常生活上の世話や介護、機能訓練、健康管理を行います。
介護老人保健施設
病状が安定し、治療よりは、看護や介護が必要な高齢者が入所します。
主に医療法人が、医療的管理下での介護、機能訓練を行います。(回復後の退所が前提)
介護療養型医療施設
急性期の治療が終わり、長期療養を必要とする高齢者の方が入所します。
主に病院が、医療や看護、医学的管理下での介護、機能訓練を行います。
在宅サービス
主に高齢者がお住まいの自宅で行われるサービスです。看護職や介護職などが自宅を訪問し、様々な介助を行います。
または有料老人ホームやグループホームも、自宅と見立ててサービスが行われます。
訪問介護
自宅に訪問して、生活援助、身体介護などのサービスを提供します。
訪問入浴介護
浴槽積載の専用車で伺い、自宅で入浴をお手伝いするサービスです。
通所介護(デイサービス)
比較的軽度の要介護者が施設を訪問し、日帰りでサービスを受けます。
短期入所生活(療養)介護 (ショートステイ)
施設に短期間(数日~数週間)宿泊する利用者に、生活・療養等のサービスを提供します。
介護施設に併設されている場合が多く、施設内スタッフとして従事します。
認知症対応共同生活介護 (グループホーム)
認知症の要介護者が、共同生活を営む住宅でサービスを提供します。
特定施設入所者生活介護 (有料老人ホーム、ケアハウス)
有料老人ホーム等に入所し、生活全般の総合的なサービスを提供します。
医療関連の仕事先
医療関連の仕事を一部ご紹介します。
病院・療養所
長期療養型の病院や老人医療専門病院、ホスピスといわれる末期医療専門病院などで生活支援を行います。